犬の感染症
- *1 ワクチン株と天然株の鑑別はできません。 また、血清型の鑑別もできません。
- *2 可能であれば両方ご提出ください。どちらか一方の検体でのみ検出される場合があります。
- 日数 : 5営業日
- 検査方法 : リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
レプトスピラ属の注意点
レプトスピラの遺伝子検査は感度の低い検査です。ケーナインラボの方法とは異なりますが、感度0%という報告があります。したがって、検出された場合には感染していると言えますが、検出されなかった場合に感染を否定することは出来ません。感染を証明するための1つの検査法として抗体検査と一緒に利用することをお勧めします。
犬・猫の消化器疾患に関わる感染症
- *1 ワクチン株と天然株の鑑別はできません。
- *2 下痢便の場合には、採取可能な量で構いません。
- 日数:5営業日
- 検査方法 : リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
アピコンプレクサ類
(アピコンプレクサ門)とは?
ライフサイクルの一部でアピカルコンプレックスという構造を持つ原生生物です。
小動物臨床に関わる病原体は以下の様なものが挙げられます。遺伝子検査ではこれらの病原体を網羅的に検出します。
鑑別は困難です。
- ◇ バベシア
- ◇ イソスポーラ
- ◇ トキソプラズマ
- ◇ シストイソスポーラ
- ◇ ネオスポーラ
- ◇ コクシジウム(Eimeria)
- ◇ クリプトスポリジウム
トキソプラズマの注意点
健常猫でトキソプラズマが感染しているのか否かを明らかにする検査として遺伝子検査は適当ではありません。
トキソプラズマはライフサイクルにより出現する組織が異なるため、一部の組織で感染が否定されても全身感染を否定するものではありません。全身の感染を否定するには抗体検査をご検討下さい。
遺伝子検査は下痢・神経症状の原因の特定にご利用下さい。
犬・猫の下痢パネル
- *検出する病原体が犬と猫で異なります。(○:検出する病原体)
- *病原体は自由に選択できます。
- *アピコンプレクサを検出することでクリプトスポリジウムとトキソプラズマ検出したことになります。
- 日数:5営業日
- 検査方法 :リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
猫伝染性腹膜炎(FIP)の検査
- 日数:5営業日
- 検査方法 :リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
猫免疫不全ウイルス(FIV)の検査
- 日数:5営業日
- 検査方法 : PCR
- 日数:5営業日
- 検査方法 : リアルタイムPCRによる定量
- 日数 : 10営業日
- 検査方法 : DNAシーケンスを行い、系統樹を作成
FIV以外の猫の血液感染症
- 日数:5営業日
- 検査方法 : PCR
- 日数:5営業日
- 検査方法 : リアルタイムPCRによる定量
- 日数:5営業日
- 検査方法 :リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
- 日数:5営業日
- 検査方法 : PCR・リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
その他、猫の感染症
- *1 4つの病原体の中から、ご希望の組み合わせで検査できます。
- *2 ワクチン株と天然株を区別することは出来ません。ワクチンの影響が考えられる場合には、接種から3週間以上あけて下さい。
- *3 未使用の綿棒で病変部を拭い、綿棒の先端を2.0mlの生食の中に切り落として下さい。
- 日数 : 5営業日
- 検査方法 :リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)
トキソプラズマの注意点
健常猫でトキソプラズマが感染しているのか否かを明らかにする検査として遺伝子検査は適当ではありません。
トキソプラズマはライフサイクルにより出現する組織が異なるため、一部の組織で感染が否定されても全身感染を否定するものではありません。全身の感染を否定するには抗体検査をご検討下さい。遺伝子検査は下痢・神経症状の原因の特定にご利用下さい。
犬・猫の皮膚疾患に関わる感染症
- 日数 : 5営業日
- 検査方法 :リアルタイムPCRによる定性(検出されるか否か)